京都市郊外のアーバンパーマカルチャー
パーマカルチャーやトランジッションタウンの活動をされているYさんが主宰する農園に行きました。京都市郊外のニュータウンに隣接する荒れた畑を、10年ほどかけて、今のカタチにまで蘇らせたYさん。「初めて自分がつくったお米を食べたとき、生きる力を取り戻せたと感じた」という言葉が印象的でした。
敷地内には、これまでいろいろな人がかかわりなながら共に活動する中で、自然農の畑・たんぼ、食べられる森、遊び場、集いの場、せせらぎ、バイオトイレなど少しずつ豊かな場所に成長し、今となっては全体として調和した心地よい空間となっていました。
区画整理されたニュータウンエリアと隣接して、パーマカルチャーという新しい時代感覚の農的暮らしを志向する市民が移住せずに「通い」で実現しているというスタイルの自然農園。関西におけるアーバンパーマカルチャーの一つのあり方として興味がますます深まった一日でした。
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